20周年を迎えるテニプリという大沼に出会って
テニスの王子様。
それは今年で20周年を迎える超有名作品である。
たいしてスポーツ漫画を読まない自分がなぜテニスの王子様にはまったのか。それもなぜ令和の今なのか。
新しい沼に出会っても完全に沼ることはそうそう出来ないので、記録として残しておきたいと思う。
①テニスの王子様という存在を認知したのはいつか
これは正直そんなに記憶にない。もともとジャンプ作品は、家族の影響もあり好んで読んでいたので、どこで知ったのかのタイミングが超絶あやふやである。
認知した記憶は曖昧であるが、テニスの王子様に一番最初に興味を持ったのは、空耳テニミュであると断言できる。ニコニコにはまっていた自分が中でもハマったのが空耳テニミュで、毎日のようにあいつこそがテニスの王子様を聞いていた。
(空耳テニミュはお偉いさんがめちゃくちゃ寛大であったので一応黙認されているが、正直バチボコに無断転載。よってグレーゾーンです。)
空耳テニミュがきっかけで、読んだこともない作品のキャラクターのプロフィールを事細かに知ることになったわけである。
逆再生だの、逆再生の逆再生だの、vipper吹替だの派生もめちゃくちゃ漁っていたものの、ここでテニスの王子様にハマることはなかった。
それから何年もの時が経ち、令和4年。
ここで再び、テニスの王子様(正確に言えばテニミュなのだが)との再会を迎える。
②テニミュ3rdとの出会い
アーティストのライブを見る目的でWOWOWに加入していた自分は、テニミュなんか全く気にも留めず、WOWOWで深夜に放送されているドラマを見ながらうっかり寝落ちるという毎日を送っていた。
そんなある日、テレビの音でふと目が覚めると、テレビ画面には、かつて小さな画面で見ていたテニミュが映し出されていた。あの独特な形のコート、見覚えのあるベンチやネット。寝ぼけ眼であったが、その懐かしくも、どこか違うテニミュに惹きつけられ、自分でもびっくりするくらい必死にリモコンを探し、録画ボタンを押した。
めちゃくちゃに余分な情報であるが、自分は一度眠ってしまうと、なかなか起きないタイプなので、テレビの音で起きるというのはほとんどない。また、寝起きもかなり悪いので、そんな自分がなぜかフッと目を覚まし、寝起きで必死に動き回れるくらい惹きつけられるというのは、正直運命か何かであると思わざるを得ないのである。ていうか多分運命。
この時、目を覚まし、グチャグチャになりながらもリモコンを手に取り、録画ボタンを押した自分を本当に褒め称えたい。
とりあえず録画ボタンを押せたのでホッとしながら画面を見続けると、氷帝コールが起こり、大量の雨が降り出した。え~こんなのあったんだ…。訳も分からず、見続けていると、何やらラリーが始まった。そしてすぐに音楽が流れ始める。テレレレレレ~♪
何だっけこれ!?
まったく思い出せずモヤモヤしていると、おなじみのあのフレーズが。
ヘービーレーーーイ(ン)♪
あ!!背びれじゃん!!
昔見たのこんなだったか忘れたけど曲はきいたことある!
感動を覚えながら画面にくぎ付けになっていると、土砂降り(物理的に)の中でラリーが始まった。
え……ナニコレ………
え?舞台ってこんな水流していいの?てかビッチョビチョだけど大丈夫なの?
あまりにも衝撃的な光景に困惑していると、落ち着く暇も与えずに、オシャンな曲が流れ始める。
癖の強い半袖パーカーを着た何者か(跡部)が優雅に舞い始める。
ここでさらに困惑した。なんか知らん人(真田)と会話し始めたし。
ここらへんでもう寝起きに処理できる情報量を超えていたので、このまま一気に行っちゃえー三人衆(トリオ)や、俺は殺し屋と言われるオホッホ~♪がいる軍団(比嘉中)の舞を見て、いや結構覚えてるもんだなとか思いながら、寝室へと向かった。
こうして何年かぶりにテニミュと再会し、昔とは違うその面白さに夢中になった。
③テニミュにハマって
それから数日経って暇が出来たので、録画したテニミュを見ることにした。舞台の中盤に録り始めたのにもかかわらず、二時間近くあったテニミュは暇つぶしに最高であった。リョーマ、手塚、不二、木手、日吉、菊丸、桃城、マムシくらいしか知らなかったが、だんだんと誰が誰なのか見分けがつくようになっていった。こんなにキャラクターいたんだ…とか驚きつつ、しっかり見終わっていた。なんか跡部立ち尽くしてるし…。こんなのあったの…?
ていうか、リョーマって日吉若二年アグレッシブ…(略)と試合するんじゃないの?!
全国大会と関東大会が存在していることを知らず、日吉若戦を見られるものだと思っていた自分は少しガッカリしたので、
テニミュ日吉若戦どれ 日吉若戦無くなった 日吉若試合リストラ
など調べまくった。この時点ですでにテニミュにハマっているような気がするが、全く気が付いていない。てかどんだけ日吉若戦好きなんだよ。
無事に日吉若戦はなくなっていないことを確認出来た頃には、すっかりテニミュのとりこになっていた。
こうして無事テニプリというデカい沼の入り口に足を突っ込んだ。
この日から、WOWOWでテニミュがやっていないか検索しては録画し、擦り切れるまで見る、という日々が始まる。
3rdはもちろん正直まだ見られていない学校も世代も多いので、ドドドにわかであるが、皆顔が良く、何より歌がめちゃくちゃに上手い。明らかに上手いパートはニコニコで取り上げられにくかったこともあり、テニミュ=オモロミュージカルと思っていた自分は、空耳させる余地を全く与えないテニミュにとても感動した。
全国大会氷帝戦の次は、四天宝寺戦が放送され、そこで出会ったエクスタシーや勝ったもん勝ちや、パーカッションなどの氷帝とは雰囲気がガラッと異なる曲に、より一層とりこになり、あり得ないくらい巻き戻しては見、巻き戻しては見、を繰り返した。
白石蔵ノ介センシティブすぎ、財前クソガキすぎ、ラブルスフォーエバーすぎ、ブツブツ独り言を言い、ゲラゲラ笑いながら見るのが超楽しい。
テニミュ、おもしろすぎんだろ…
その後の立海前後編でペテン師、イェェェェアギュとも感動の再会を果たした。
ペテン師だ♪何とでも二円♪
テニミュに関して調べていくうちに、とんでもなく面白そうな名前のイベントを見かけるようになる。テニミュ大運動会である。WOWOW、なんとこのテニミュ大運動会も見られるのである。
天才か?
WOWOW、心の底からありがとう。
結論、テニミュ大運動会はキャストの大解釈ぶつけ大会だった。それぞれがそれぞれの解釈をもとに動き回るので、想定外が次々起こってマジで面白い。
放送されたのは2018年の大運動会。
個人的にこちらは個別にレポを書きたいくらい、BIGハオなので、内容に関しての感想は伏せます。大運動会マジで面白いので全人類に見てほしいと常々思っています。
④テニミュからテニプリへ
立海前後編を合わせて10回ほど見た頃には、原作やアニメ、映画などをレンタルして見始めるようになっていた。原作のワイルドなタッチでテンポ良く進む試合展開や、アニメの動いて話すキャラクターを見ると、テニミュがもっと楽しくなり、テニプリ自体も好きになっていた。容量を無理やり減らし、長いダウンロードに耐え、テニラビをダウンロードするほどにハマった。こうして気づいたらテニプリの沼にハマっていたのである。
それからは長い歴史のもとに生まれた数々の伝説や、オモシログッズなどを狂ったように調べ、テニプリ漬けの毎日を送り、こうして気狂いブログを残すまでになった。
では、なぜテニプリにハマったのだろう。
ミュージカルから始まって、ミュージカルをもっと楽しむために原作を見、気づいたら原作も好きになっていたわけだが、特段スポーツ漫画が得意ではない自分がなぜテニプリにハマったのか。
それは、
テニプリはスポーツ漫画すぎないから。
多分これがあると思う。テニプリはよく、テニヌなどと言われるがその通りで、スポーツスポーツしすぎていない。
旧テニは結構テニスしていると思うのだが、友人からはこれテニスに入んの?と言われるので、どこまでをテニスとするのかは正直あまり自信がない。
まあおもしろいからなんでも良いと思うけど。
現実的に実現可能かどうかは置いておいて、不二先輩のつばめ返しなどは回転に追加の回転を掛けることで可能になっているという設定なので、結構リアリティがある。
こうしたスポーツすぎず、でもギリ現実的で、かつキャラの個性が立っているという点が、スポーツ漫画に慣れていない自分でもハマりやすかった理由の一つであると思う。イリュージョンとか巨大化うんぬんは置いておいて。
⑤さいごに
テニプリオタクは面白い、というが自分は正直オモロタイプのオタクではない。キャラクターを見て興奮することしかできないオタクである。
でも、テニプリはどんなオタクでも優しく受け入れてくれるのである。
毎月何かしらとコラボし、イベントを催している。ほぼ同時期に時計コラボを二個も発表した時は正直笑ってしまった。
学校はもちろん、キャラクターも多いのでグッズに関してはすべてのオタクが満足できているのかはいささか不安ではあるが。
文字通り毎日が誰かの誕生日であり、原作、アニメ、ミュージカル、ゲームなどありとあらゆる方面から毎日何かしらのお知らせが来るので、テニプリのことを自分から考えなくても、気づいたら脳の中がテニプリに支配されているから面白い。
つまらないことや辛いことを考えても必然的にテニプリの占める割合のほうが大きくなるので、テニプリにハマると毎日が楽しくなるのである。
ミュージカルというコンテンツを通して、こうしたサイクルに見事にはまってしまった今、抜け出すことは簡単ではない。ただ、今のところ抜け出すつもりもない。
いつまで二次元の、それも中学生を好きでいられるのか、好きでいていいのか分からないが、テニプリというコンテンツに拒絶されるまではテニプリを好きでいたいと思う。
テニプリという作品を生み出してくれてありがとう。
空耳を黙認してくれてありがとう。
そして、テニプリにハマるきっかけをくれたWOWOWありがとう。
人生初生テニミュは4th関東氷帝 感想④
書きながら頭を整理していくうちに記憶を取り戻してきた。今日が終わる前に書き切りたい。
多分無理そう。
10 日替わりのリョーマと手塚
観月はじめ、不二裕太コンビが日替わりでかましたように、他のキャラクターも意外としっかりかましてくれた。
観月裕太コンビはかなり気に入っていたが、それと並ぶくらい面白かったのが、
リョーマと手塚部長の日替わりネタ
河村先輩のお父さんが、河村先輩からの話を元に想像する青学メンバーを演じる、という内容だが
これがめちゃくちゃ和んだ
越前リョーマをポコポコ殴る手塚国光。
↑ふーん、字面だけでオモロいじゃん。
河村父の想像というテイなので、手塚部長が若干アホそうになっていたのが最高だった。セリフの内容は忘れてしまったが、鼻水垂らしてそうな喋り方してた。
ぐらうんどにじゅっしゅうだー(鼻たれ)
ちょいアホ手塚国光、もっとください。
11 樺地、迫真のばぁう
いやもう個人写真から中学生樺地すぎてとても期待していたけど、想像通りの中学生樺地でした。
ベンチワークも控えめで、何なら動かないのでじっくり観察できたのだが、ボーッとしている時の顔、若干眉下がってて可愛かった。
二次元樺地はそのプレイスタイルも相まって、こえ〜という感想を持つことが多いのだが、4thの樺地は可愛いなと思う瞬間が多かった。跡部を心配そうに見つめる樺地、健気すぎる。
…と思いきや、
試合中の樺地怖すぎ。
いや怖すぎる。
何?機械?ターミネーターを見てるみたいだった。タカさんが人間味あるキャラだから余計に樺地の無機質さが引き立って怖すぎた。
河村)バァーニングッ‼️
樺地)ばぁう‼️‼️
いやこえーよ。頼むから文章で話してくれ。
バーニングとばぁうの応酬、めざましとかにしたらすぐ起きられそう。
樺地のラケットを吹き飛ばす演技が上手すぎる
糸ついてないよね?これ本当に一番怖かったんだけど。向日が投げたのは、投げた感じもちょっと見えたけど、樺地のラケットは明らかに前からの力加わってたよね?無表情でまっすぐ後ろに飛ばせる能力、ガチロボットで大変面白かったです。
12 クソガキ向日
向日はもともと結構なクソガキポジだと思っていたが、ちゃんとクソガキでホッとした。
笑顔が可愛いので騙されそうになったが、しっかりクソガキムーブしてくれていた。
相手を煽る時のセリフ、大体向日が担当してた(ような気がする)のが面白かった。
菊丸桃城、向日忍足ペアの試合自体はとても好きなんだけど、菊丸の中途半端なアクロバットが向日を刺激したんだ!みたいなセリフちょっとオモロくて毎回笑ってしまう。
何だよ中途半端なアクロバットって。
とりあえず刺激された向日がめちゃくちゃ跳ねてて、おいおいバテるぞ…とめちゃくちゃソワソワしてしまった。向日に教えてあげたい。アクロバットしなければいくらか体力持つよって。
向日のクソガキ感と可愛さがしっかり出てて好きだったし、何よりドライさがしっかりあってめちゃくちゃ好きだった。
テニミュの記憶が薄れつつあるので大焦りで書いている中、大千秋楽が終わり、余韻に浸る間もないまま六角戦の告知が来ていて、笑ってしまった。
六角中、正直かなり興味がある。一年部長の葵剣太郎がいるからである。個人的に一年で部長を務めたことがあるので、彼には特に肩入れしてしまう。どうしよう…。テニミュの楽しさを知った今、申し込めるだけの公演に申し込んでしまうような気がする。どうしよう…。氷帝の感想も書き終えていないのに……。
人生初生テニミュは4th関東氷帝 感想③
テニミュオモロいよ。でも情報量パナい(死語)よ。
頭がテニミュでいっぱいだよ。
⑦日吉若の悔しそうな顔、マジで滾る
手塚跡部戦は跡部が勝ちを納め、二勝二敗の結果、リョーマvs日吉若二年の補欠同士の勝負に。
関係ないけど、二勝二敗の時の勝ち負けを決める試合って本当にプレッシャーがパナい(死語)のに、リョーマも日吉も結構普通の顔して試合始めるから、この二人の自信とメンタルの強さは相当なんだろうなと感じた。
ベンチにいる日吉ほとんど動かないし、そこまで表情を変えたり、他の部員と絡んだりしないので、
俺たちは群れないマインドを一番強く感じた。
そんな日吉が試合ではどんな顔をするのか、とても楽しみだった。何よりリョーマvs日吉戦はセリフも曲も有名なので、曲や演出自体もとても楽しみにしていると、日吉のプロフィール口上が始まった。
ヤバ…生プロフ口上ヤバ…
日吉若二年、アグレッシブベースライナー…。性格は冷静沈着で他人に流されない…。
少し神経質な面もあるが、常に前向き…。
虎視眈々と正レギュラーを狙っていた…。
誕生日は12月5日…。血液型はAB型…。
好きな言葉は…
下克上だ!
ギャーーーーーーーーーー!!!!
もう震えた。マスクの中で口がパクパクしてた。勝手に次の言葉が浮かんでくる。これを生で聞くことができたのは、ホントに誇るべきことだと思う。
それなりの知り合いでも誕生日なんか知らないことが多いのに、二次元の中学二年生の誕生日は知っている。彼の実家は古武術の道場をやってるだとか、少し神経質だとか、でも前向きだとか、何ならちょっとプライベートなことまで知っている。
こんなキャラクター、他にいるだろうか?
もう生で見られて本当に良かった。ありがとう。チケットを取ろうと決めた自分ありがとう。
お決まりのフレーズの後に流れた曲は聴いたことのある曲ではなかったが、とてもカッコよかった。これからの中学テニスを担っていくであろう二人の勝負は、
緊張感とワクワク感がとんでもなかった。
お馴染みのあと100ゲームはいけるよ(生意気すぎて最高)も聞けて、興奮が止まらなかった。席がステージに向かって左寄りだったので、何となくリョーマではなく日吉の顔を見てみると、とんでもなく悔しそうな表情。
エ"ーーーーー……何この顔……。
それはズルくないか。リョーマが勝つのも日吉が負けるのも分かっていたけど、そんな顔されたらヨォ…。
切れ長な目が力強く開かれて、涙で少し潤んでいるのが、日吉若には申し訳ないけど
めちゃくちゃ刺さった。
負けて欲しくないけど負け顔が良すぎる。さっきまでのすまし顔はどこ行ったんだよ。
跡部日吉は試合後の礼をしないタイプの跡部日吉で、この二人は何だかんだで悔しさをグッと堪えて礼しそうな二人だと思っていたので、キャストの方と自分の中での解釈が違うのも面白かった。
目を合わせて何かを伝え合う二人。
こちらは完全に置いてけぼりで良かったです。
周りの目も気にせず、崩れ落ちる日吉若も非常に良かった。そういうことしなさそうなのにしちゃうのがね。
あと日吉若はヒョロガリのイメージがあったので、キャストの方のスタイルが細身でスラッとしていて凄く良かった。遠目で見ても近くで見てもガチ日吉若。凄いなテニミュ。
ていうか日吉若でどんだけ書くんだよ。
⑧慈郎、長太郎が可愛かった
もう本当にこの二人が本当に可愛かった。幼めな顔立ちの氷帝の中でも、ズバ抜けて赤ちゃん顔の長太郎とずっとニコニコしてる慈郎。ピリピリした氷帝戦で癒しが欲しい時は彼らを見るようにしていたくらい可愛らしさが凄まじかった。
普段寝てばかりだけど、実力主義の氷帝学園でレギュラーを務めているという設定が個人的に大好きなので、慈郎が怪しい動きをした時はすぐに双眼鏡を覗いていた。
彼、本当にいつ見てもニコニコしている。シリアスなシーンはもちろんシリアスな表情だが、基本的にずーっと笑顔。それでいて、他の部員に絡みまくるし動き回る。体力凄い。
試合の点数関係なく、楽しそうにプレイする慈郎の天真爛漫さが眩しすぎて、彼とは絶対試合で当たりたくないな〜と思った。
こんなんペース乱されまくるだろ。
個人的にダンスキレッキレの慈郎がツボだった。寝てるイメージだからモタモタしてると思ってしまっていたのか分からないが、しっかりダンス上手い慈郎ありがとう。
宍戸さんの顔立ちの男らしさとカッコよさの高さもさることながら、鳳の圧倒的赤ちゃんフェイスに釘付けになってしまった。双眼鏡外すと
バカデカい鳳
こんなんバグだろ。
試合途中かベンチだったか忘れてしまったが、ネックレスの十字架をギュッと握る鳳が凄く良かった。怖い。鳳長太郎。
スカットサーブを出す声も高くて何か本当に背だけデカい中学生で良かった。
とか言いつつ、サーブ打つ度に腹が見えるのにちょっとドキッとしてしまったので、反省したい。邪な目で見るつもりは無かった。
鳳も慈郎に負けないくらいやたらリアクションしてて面白かった。鳳そんなワチャワチャするタイプなんだ。
ふーん、ガチモン中学生じゃん。
⑨滝さんが綺麗すぎる
彼のセリフ自体そこまで多かったイメージはなかったが、ベンチワークで存在感を放っていた。
ていうかセリフの切れ味凄くないか?
滝さんに勝てるの?とか言われたら泣いてしまう自信があります。優しい声だったのが余計に怖かった。
話の内容は知っているので、キャラクターの動き方や顔、立ち姿などを凄く楽しみにしていたけど、滝さんのイメージが個人的にハマって最高だった。やんごとなきお顔だけど骨格はしっかりしていて、ちゃんと男子中学生だった。
あとあの髪型が似合うのって地味に凄くないか?
少しでも記憶があるうちに全部書き切りたいな。と思ってこれに登録してから早数時間。
本公演より長いじゃん…。
恐ろしいよテニミュ…。厄介なコンピュータウイルスばりに生活に入り込んでくるから本当に困る。
とりあえず言えるのは、
日吉の悔しそうな顔は、マジで滾る。
ってことです。ありがとうございました。
人生初生テニミュは4th関東氷帝 感想②
人生初のテニミュの感想や感動やオモロさを残そうとしたが、圧倒的情報量のために上手く纏めきることが出来なかったため、分けて書いていこうと思う。
(ていうか三時間に詰めて良い情報量じゃないだろ。)
④草地忍足が予想以上に忍足だった
彼は以前出演していたオーディション番組繋がりで名前もキャラも知っていただけに、クールな忍足を演じると知った時、驚きすぎて本当に同一人物か何回も確認した。声の低さや深さは合いそうだなと思ったが、個人的に忍足侑士は切れ長な目のイメージがあったので、パッチリ目な彼が忍足…?どうなるんだ…?とめちゃくちゃに気になってしまった。
これが今回のテニミュを観劇する決め手の一つにもなった。
個人写真は、中学3年生の忍足侑士という感じで、他の氷帝メンバーも幼めな顔だったので、馴染んでるな〜と思った。
生草地忍足(生草地忍足)がステージに出てくるとすぐに双眼鏡を構え、顔を確認する。動く草地忍足を見られる高揚感で震える手を抑え、ピントを合わせると、
いた。忍足侑士が。
え〜…忍足侑士さんでんがな…。
中学三年生の忍足侑士さんでんがな…。
意識されてるのかは分からないが、普段の目力は封印されて涼しげでクールな目元になっているように見えて、感動した。髪もモッサモサで忍足侑士の陰な雰囲気が溢れていて凄く良かった。
陰で思い出したけど、後半の、寿司行くか行かないかみたいなくだりで氷帝メンバーが楽しそうに話している中、
隅でひたすら本を読む忍足。
正直めちゃくちゃウケた。
自分も寿司行きたいけど、話に入っていけない陰の者じゃん。話にどうやって入るかを考えすぎて、本の内容絶対頭に入ってないと思う。忍足の陰ムーブ、ちょっとリアルで泣いてしまった。
その後、無事に忍足が寿司の口になったことが部員に周知され、皆で楽しそうに寿司で盛り上がっていたので、あの時救われなかった陰キャの魂が成仏した。
ありがとう草地忍足。
⑤南が地味じゃなかった
南の顔が正統派なイケメンで良い意味で地味じゃなかった。存在感は地味なのに、双眼鏡の向こうにはイケメンがいた。
テニミュ…恐ろしい子…。
彼が地味イジりされているところもっと見たい。
あと全く関係ないが、千石くんの顔が知り合いに似ていたので、頑張ってね…!という気持ちになった。本当に関係ないけど。
山吹中のキャラ結構濃いし、何だかんだで強豪校なのに良い意味でそれ感じさせないところが好きだから、山吹中の公演行っておけば良かったなーとしみじみ。
⑥手塚、跡部の苦しそうな顔が良い
普段、ポーカーフェイスな手塚や、余裕のある跡部の苦しそうな、悔しそうな顔が
最高に良かった
勝ちたくて勝ちたくて仕方ない感じが二人から伝わってきて本当に震えた。今後のテニス生命を捨ててでも勝ちに行こうとする手塚と、それに応える跡部の顔、あまりにもセンシティブすぎる。
どちらも満身創痍ではあるが、若干余裕がある跡部が、ボロボロになりながら打ち返す手塚を辛そうな目で見ているような瞬間があって凄く良かった。
こういうのはデフォルメされていない三次元の人間だからこそ出来る絶妙な表情なんだろうな。見る人によって受け取り方が変わりそうな絶妙な表情が良すぎて痺れた。
ヒール校みたいな感じで出るくせに、悪100%じゃないのが憎いな本当に。
樺地の髪はグシャアやるけども。
手塚跡部戦、声の圧が凄すぎて鳥肌立ちっぱなしだった。彼らは新テニミュからの続投ということ知り、だからか〜という感じで凄く納得した。声デカすぎて会場ビリビリしてたもん。
やっぱりテニミュ情報量イカれてる?鳥にも負けないくらいの記憶力なので、思い出すのが本当にキツい。休憩に入ったら、これ絶対メモろうと意気込んでもどんどん新たな情報が追加されていき、
休憩に入った頃には全ての情報を失っていた。
本当に怖かった。
ちょっとまだまだ書ききれそうにないので
人生初テニミュはとんでもなかった 感想③
も書き始めた。
テニミュに支配された生活、悪くねーな、悪くねーよ。
人生初生テニミュは4th関東氷帝 感想①
2.5次元の金字塔、ミュージカルテニスの王子様。結構ガッツリ歌える曲もあるし、何なら一部キャラのプロフィールまでミュージカルの影響で暗記しているのに、一度も生で見たことはない。
そんな自分が人生で初めてテニミュへ足を運んだ感想や、感動、興奮をうろおぼえながら、残して行きたいと思う。
観劇したのは関東大会 青学vs氷帝の凱旋公演。
まず、一言で感想を述べるならば、
オモロ〜〜〜〜〜〜〜!!!
え〜〜〜〜生で見るテニミュ面白すぎるんですが……。ステージにはほとんど常にキャラクター達がいる状態なので、激アツな試合を見るキャラクター達の反応や、技を繰り出すまでの挙動が最初から最後まで見られる。これが原作でもアニメでも味わえないミュージカルならではの面白さだと思う。チームメイトが優勢だとめちゃくちゃ嬉しそうにする鳳長太郎や、何かと跡部を見つめる樺地崇弘なんかも見ることが出来る。こんなん面白いに決まってる。
4thからは曲が一新するということで、コールを間違えたら殺されるのでは?と思っていた自分にとっては観劇のハードルがだいぶ低かったのがありがたかった。
(蓋を開けてみたら、アンコール曲でしっかりコール&レスポンスありました。)
キャストの方の怪我などもあり、一部演出の変更ありというイレギュラーな状況ではあったが、めちゃくちゃ楽しかったし、想像以上に感動した。かなり情報量が多かったので、特に記憶に残ったところを挙げていこうと思う。
①リョーマがちゃんと生意気
舞台観劇に慣れていないので、とりあえず主人公見とけば大丈夫かな?と思い、リョーマに注目していたが、予想以上にしっかり生意気な越前リョーマで良かった。
いかにもやられ役な感じのバスケ部に詰められるトリオの横からリョーマが颯爽と現れ、挨拶がわりにテニスボールでシュートを決めるシーン。
いきり立つバスケ部を前に、『これはバスケットボールですか?いや、それはテニスボールです。学校で習う英語ってホント変な文章だよね。』(ヤレヤレ顔)みたいなこと言って煽るリョーマ。
………良すぎでは?
テニスが正義の世界じゃなかったら普通にリョーマがボコボコにされそうなくらいの煽りっぷり。あまりにも生意気なリョーマがそこにいた感動で、ここ以降のくだりは記憶から飛びました。
話し方もめちゃくちゃつっけんどん。というか若干小バカにするような話し方で、後輩にいたらちょっと強めに小突きたくなるような可愛らしさがあった。なんだかんだで先輩に好かれそう感が溢れてて良かった。
特にテンアゲ(死語)したのは最後の挨拶みたいなところ。
皆が深めにお辞儀する中、ペコッくらいの礼でしっかり生意気ムーブかまして舞台袖にハケた後、ひょっこり戻ってきたかと思ったら、帽子を外して深々と礼をしはじめた。
うわっ…越前リョーマの挙動、可愛すぎ…?
生意気な中にこういう可愛い中学生ムーブも入れられると本当に大好きになってしまう。
切実に桃城先輩になりたい。本当に。どうにかしてリョーマの先輩になりたい。それだけが頭を駆け巡った。
②イマジナリー菊丸
これは正直斬新すぎてビックリした。
菊丸役のキャストの方が怪我で出演を見合わせているのはお知らせで知っていたけど、まさかこんな演出になるとは思っていなかったので、スポットライトで照らされた"無の空間"から菊丸の声がした時、人生で一、二を争うくらい混乱した。
"無の空間"と楽しそうにじゃれ合う大石副部長。"無の空間"に向かって笑いかける桃城先輩。
え…?皆さんはこれをどういう気持ちで見ているんだ…?と思い、客席に視線を移しても誰一人として微動だにせず、真剣な眼差しでひたすらに舞台を見つめていた。
何とも言えないシュールな状況ではあるが、声はきちんと聞こえるし、菊丸がいるであろう位置に合わせてライトが動くので、何公演か観劇済みの人であれば、菊丸がホログラムのように浮かんでいても不思議ではないなと思った。
ただ、問題はそこではなかった。
怪我をした大石副部長の代わりに桃城先輩が代打でダブルス→大石副部長の役割を菊丸が担当して、ダブルスをリードし、それをベンチから応援する大石副部長。という激アツ展開は、菊丸の三年生感や経験値が感じられてかなり良かったが、
三人でダブルス(菊丸の声のみ、桃城+大石)がとにかくシュールすぎた。
舞台上に立っているのは本来のダブルスの人数だけど、実際のペアではないのがチグハグすぎてマスクの下でニヤけてしまった。ある意味伝説的な公演になるかもしれない。これで行くことを決めた公式の勇気に感動を覚えた。
(配信で菊丸が登場するバージョンを見たが死ぬほど最高な菊丸だった。)
③観月はじめ、おもしれー男すぎる
観月はじめ。この男が登場すると会場の空気がガラッと変わり、観客の意識が一気に観月はじめに向くのが分かった。
そして、観月はじめが不二裕太と軽妙なやりとりを交わすと会場がワッ!と笑いに包まれる。
内容は…よく覚えていない…。
…ごめん。観月はじめの挙動に集中していたあまり、内容が全く頭に入らず笑いに遅れてしまった。ごめん。動きで笑わせるタイプではないよね。ごめん。
でも、観月はじめの高飛車でやたら上から敬語で物を言うキャラとは対照的に、観客や他のキャラの中ではイジられ愛されキャラなのがとても伝わってきて、彼は閉幕まで注目すべきキャラだと確信した。
ウネウネの観月はじめの頭が見える度、また何かかましてくれるんじゃないかとワクワクしていた。そしてようやくやってきた観月はじめと不二裕太のターン。
個人的に笑顔が可愛いな〜と思っていた芥川慈郎が寝ているところに近づくおもしれー男たち。人が寝ている側で、添い寝しなさいよだの観月さんがしてくださいよだのギャイギャイじゃれ合っている。
やめなさい。
そんな二人の後ろから近づいてくる樺地。
ここで自分のワクワク感はMAXを迎えた。寡黙な樺地とおしゃべりはじめ裕太コンビはどんな化学反応を見せてくれるのか。
樺地に一足先に気づいた裕太が震えながら観月に声をかけると、ペラペラ喋っていた観月が振り返る。
先ほどまでの気取った声が嘘かのように情けない声を出して、後ずさる観月はじめ。
………良すぎでは?
観月はじめ、ビビってお漏らししたことありそう。
そう感じさせるくらいの見事なビビりっぷりであった。
観月のビビりっぷりを気にも留めず慈郎を回収する樺地を見て、裕太が観月にあれやってくださいよ!(なんかキレ気味)と言い出して、呆然としてしまった。あんなに細くて白くて華奢な観月にそれ言う?ていうか他の子のモノ欲しがる子供かお前は???
不二裕太、観月の圧で隠されていたが、どうやら彼もかなりおもしれー男のようだ。
当然焦り出す観月はじめ。エッ…ワタシガ…?!💦とか何とか言いつつ、裕太を肩に担ぐ。
いや担ぐんかい。
裕太も自分で頼んだくせに怖いのか微動だにしないし、観月もプルプル震えてるしで、もう誰か助けに来て欲しかった。他の観客は皆微笑ましそうな様子でニコニコしていたが、正直怖すぎて心臓が痛かった。
無事に担ぎイベントは終わったが、裕太も観月も仲良しなのは分かったから、もう二度と担がないで欲しい。怖かったので。
恐怖のあまりその後の会話は覚えていないが、観月が何かゴニョゴニョ言いながら猛スピードで舞台袖にハケていったのだけは覚えている。
ていうか観月はじめ、顔が良すぎる。透明感が半端なく、ウネウネ頭も妙な色気を醸し出している。喋るとおしゃべりおもしろ人間なのに、試合を見つめる顔が綺麗すぎてビックリしてしまった。男性特有の角張りやゴツさが良い意味で全くなく、イケメンというより美人だなという印象。面白い美人出されたら勝てるわけなくないか?
素晴らしいビビりっぷりに感動したので、三強にビビり倒す観月はじめとかも見たすぎる。
これを書き始めた当初は、ここまで長くなると想像していなかったが、テニミュの圧倒的情報量を処理しきれなかったため、半端なく長くなってしまった。
でも、記憶(曖昧)と熱があるうちにまだまだ書きたいことがたくさんあるので、急遽これを①として
人生初のテニミュはとんでもなかった 感想②
も書き始めてしまった。こうして一日のほとんどをテニミュに支配されてしまっただけだが、結論、
生のテニミュはマジで最高すぎた!